
大阪府立大学は、「高度研究型大学 ―世界に翔く地域の信頼拠点―」を基本理念とし、各分野において豊かな健康社会の実現に貢献する研究活動を推進しています。今回は、それらの中から5つの取組みについてご紹介致します。
テーマ
④健康・ヘルスケア
タイトル
Easy Home Cookingで、ウィズコロナの食生活改善
アピールポイント
ウィズコロナに伴い、生活様式の変化、特に食事面では自宅での食事機会が増えています。栄養面に加えて、簡単調理法での健康を保つための食生活改善を提案します。
内 容
コロナウィルス対策のため、外出を控える自粛生活が一般化してきました。そのため、食事面では自宅での食事機会が大きく増えています。自宅での食事をUberEatsに代表されるデリバリーに頼ってもいられないことから、それぞれに自分で料理する機会も増えています。その際の栄養面のサポートのため、簡単に調理できる調理機器や調理法が求められています。そこで、野菜をたくさん食べられて、簡単に調理できることを目指した機器の開発とレシピ、さらにはお弁当容器などを提案しています。
求めるパートナー
レシピ提供希望会社、食材製造会社等、食品・健康関連企業
お問い合わせ先
大阪府立大学 研究推進本部 URAセンター
Tel: 072-254-9128 Fax: 072-254-7475
テーマ
④健康・ヘルスケア
タイトル
新たな視力矯正・紫外線対策および視覚認知トレーニングの提案
アピールポイント
日常生活行動において、視覚情報は重要な役割を果たしています。特に自動車運転やスポーツでは、瞬時にかつ正確に視覚情報を獲得し、処理することが、適切な動作の発現に必要不可欠です。本展示では、これまでの研究成果を活用した4つの製品を紹介し、その概要について解説します。
内 容
1.フィット感に優れたメガネフレーム( spec espace ):フレームにβチタンを用いたヒンジレスのメガネ。軽量で柔らかいかけ心地ながらフィット感に優れる。
2.瞬時調光レンズを用いたサングラス( eShades ):レンズに調光・偏光機能を持つフィルム液晶を用い、瞬時(0.1秒)で濃度変化するサングラス。
3.液晶シャッターゴーグル( Visionup ):液晶フィルムを用いたレンズにより、視覚情報を1~150Hzで制限可能なゴーグル。スポーツの視覚負荷トレーニングに有効。
4.視覚認知トレーニング器具( クイックステップトレーナー ):32インチのディスプレーを用い、楽しみながら足と頭(認知)をトレーニングする日本初の機器。
0.1秒、瞬間調光サングラス eShades®(イーシェード)の紹介
瞬間調光サングラスeShades®(イーシェード)を装着しての自動車運転(トンネル)シーンを収録
求めるパートナー
スポーツ、健康、福祉(リハビリ)関連の企業様
お問い合わせ先
大阪府立大学 研究推進本部 URAセンター
Tel: 072-254-9128 Fax: 072-254-7475
テーマ
⑦スマート都市・建築
タイトル
屋外暑熱環境緩和のためのクールマテリアル開発
アピールポイント
ヒートアイランド緩和に関わる①新しい高日射反射率材料の開発,②街路空間の人体熱的負荷軽減につながる研究成果について報告します。
内 容
近年厳しさの増す都市域のヒートアイランドについて,気温上昇低減に直接つながる技術の開発と,現状の暑熱環境に人が適応していくための知恵が求められている。前者に関して,都市表面の日射吸収を抑える高日射反射率材料のうち,塗膜材料の最適設計ツールの開発に関する研究について,後者に関して,再帰反射性材料や樹木の設置による街路空間の暑熱環境軽減に関する研究について,それぞれポスターを用いて紹介する。
求めるパートナー
各種素材メーカー
お問い合わせ先
大阪府立大学 研究推進本部 URAセンター
Tel: 072-254-9128 Fax: 072-254-7475
テーマ
⑪人とロボットの共生
タイトル
ヘルスケア分野におけるコミュニケーションロボットを活用する意義
アピールポイント
コミュニケーションロボットがヘルスケアにどのように貢献できるかをいくつかの実証実験の結果を通して紹介する
内 容
近年,高齢化の観点から注目を集めるコミュニケーションロボット技術のうちヘルスケア分野での活用に着目することにより、新たな対応やその人の健康を維持増進することが可能となることを目指しています。本研究室で研究する健康行動変容や専門知識教育、医療従事者のプログラミング能力の向上など,コミュニケーションロボットのあたらしい活用に向けてご紹介いたします。
ヘルス・ケアロボットの活躍!
コロナ不安を吹き飛ばすロボットによる遠隔保健指導や医療従事者のプログラミング能力を育成する教材,ロボットと一緒に学ぶ認知症対応など,本研究室での取組の実際を紹介します。
求めるパートナー
介護施設,病院・クリニック・薬局,医療従事者教育施設,学校など
お問い合わせ先
大阪府立大学 研究推進本部 URAセンター
Tel: 072-254-9128 Fax: 072-254-7475
テーマ
⑫ニューエデュケーション
タイトル
コロナ禍でも臨地実習の学びを止めない看護学習サポートシステム(CanGo)
アピールポイント
看護・医療と異分野の融合に関する未来型研究をしています。今回の出展は15年前の研究成果物です。コロナ禍のピンチがオンライン教育普及へのチャンスと変わった今,ようやく活用していただける時代になったと思っております。出展者自身が看護職ですので,多くの方々のご質問や連携のお申し出など,お待ちしています。
看護学の教員が監修制作した100個を超える看護実践事例のデータベースを備えた学習サポートシステム。わが国で初めての質・量ともに誇れる事例教材であり,知識や看護技術だけでなく,過去の国家試験まで学べる優れもの。通称はCanGo。第3回日本e-Learning大賞厚生労働大臣賞,他論文賞など受賞。
内 容
今回の新型コロナ感染対策において,看護学生をはじめ医療従事者の臨地実習の中止が余儀なくされました。我々が紹介する看護実践事例データーベースは急性期からがん,母性,小児,地域看護まで幅広い分野をオンラインで学ぶことのできる教材で,他に類を見ないほど有用かつ貴重なものです。さらに,学習理論に基づき事例ベースで関連する知識や看護技術,過去の国家試験問題を学ぶことができるため,効率的な学習が進められます。これらのコンセプトがこの有事の時に,幅広く活用されることで看護学生の学びを止めないようにできると思われます。
看護実践能力の獲得を支援するe-Learning(PV)
看護実践事例をベースにした教材の構成と学び方を紹介する
求めるパートナー
事例に関連する知識や技術をお持ちのヘルスケアに関心のある企業(リンク先として採用可能),看護等医療系教育機関,継続教育を実施している医療施設
関連リンク先
http://www.nursing.osakafu-u.ac.jp/cango/(プロジェクトHP)
https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286184/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/08/05080601/010/006.htm(文部科学省現代GP選定理由)
お問い合わせ先
大阪府立大学 研究推進本部 URAセンター
Tel: 072-254-9128 Fax: 072-254-7475