国立大学法人 和歌山大学

地域資源を活かし、少子高齢化社会でも持続可能な産業を生み出す
「きのくにスマートイノベーション」共創拠点構想

タイトル

「きのくにスマートイノベーション共創拠点」構想

アピールポイント

きのくにスマートイノベーション拠点は、3つの地域課題「地域の強みを活かした持続的な産業育成」、「AI/ロボット/IoTなどを活用したSociety5.0」、「Withコロナごの持続可能な産業育成」を実現するための課題解決に向けた産官学連携の取り組みです。

内 容

地域資源を活かし、少子高齢化社会でも持続可能な産業を生み出す「きのくにスマート産業 イノベーション共創拠点」構想のご紹介をいたします。地方都市の経済活性化を図るには、その地と調和する産業を育成することが必要です。日本の原風景を留める和歌山県においては、自然と調和する小規模で、地域資源を利用した高付加価値な製品を生産する知識集約型産業の育成が必要であると考えました。大学、自治体、企業からなる産学共同拠点を形成し、 地域課題解決型の「スマートイノベーション」 を共創する仕組みを構築し世界展開を目指します。

  • 和歌山の誇る自然環境と自然資源の利活用による地域エコシステムの実現
  • ポストコロナ社会を見据えた持続可能な産業と生活空間の実現
  • 労働集約型の産業(重工業、農業など)から、ICTやAIを活用した知識集約型の産業への転換による「スマートイノベーション」の実現

イノベーションストリームKANSAI2020【和歌山大学】「きのくにスマートイノベーション共創拠点」構想

きのくにスマートイノベーション拠点は、3つの地域課題「地域の強みを活かした持続的な産業育成の実現」、「AI/ロボット/IoTなどを活用したSociety5.0の実現」、「withコロナ後の持続可能な産業育成の実現」を実現するためにそれぞれの研究テーマを設定して課題解決に向けた産官学連携の取り組みです。今回は展示テーマ「健康・ヘルスケア」と「メディアコンテンツ」に関連する3つの研究テーマについてご紹介いたします。

求めるパートナー

関連業種企業、関連共同研究パートナーなど

関連リンク先

センターHP:http://www.wakayama-u.ac.jp/cijr/

テーマ

④健康・ヘルスケア

タイトル

山椒辛味成分であるサンショオール類の安定化技術研究と関連製品開発

アピールポイント

  • 和歌山県は山椒の全国生産高の70%を占める
  • 極めて不安定なサンショオール類の安定化術開発
  • サンショオール類の薬理作用は塩味増強作用、唾液分泌促進作用、消化管運動促進作用等
  • 山椒およびサンショオールの用途拡大と、地域振興

内 容

和歌山県特産の山椒に含まれるサンショオール類は多彩な薬理作用を持つ物質である。例えば、サンショオール類は塩味を強く感じる作用があり、3500万人と言われる日本の高血圧症患者が減塩食を摂取する際、塩味をより感じることにより、食事の味を改善して、生活の質の向上に資することが出来る商品開発につながる。また優れた消化管運動促進作用があり、漢方薬として古来から用いられるとともに、新規の医薬品としての開発が試みられている。さらに優れた唾液分泌作用があり、口渇に悩む主に老齢世代に対して新たな治療法を提供することが出来る。しかしサンショオール類は極めて不安定な物質でもある。サンショオール類の安定化技術が確立すれば、山椒の利用用途が広まり、衰退一方の地域農業の貢献と、新たな利用加工産業の立ち上げに寄与すると思われる。

求めるパートナー

食品、化粧品、サプリ・薬品メーカーなど

関連リンク先

和歌山大学 教育学部 山本 奈美 教授
https://researchers.center.wakayama-u.ac.jp/html/100000795_ja.html

テーマ

④健康・ヘルスケア

タイトル

「梅プロテオグリカン」の機能研究及び製品開発

アピールポイント

和歌山県が誇る南高梅の梅干しを作る際に排出される梅干し廃液(ウメ酢)および魚の頭部をもちいたプロテオグリカンの抽出に成功し、その大量生産方法と応用利用法の開発に成功した。

内 容

本研究課題では多くの新たな生理機能が解明され、食品、サプリメントや化粧品分野においての利用が期待されるプロテオグリカンに着目した。和歌山県の特産物である梅干しを作る際に排出される梅干し廃液(梅酢)を利用した新たな抽出方法を開発した「プロテオグリカン製造方法、特許第6016878号」、有害な試薬類を一切使用せず、得られたプロテオグリカンは様々な分野に応用利用が可能である。現在までに、腸内環境改善作用やウイルス捕捉作用および不活化作用などの今までにない生理活性を有することを見出している。このプロテオグリカンの大量製造技術の確立及び更なる生理機能の解明を行い、食品、化粧品、サプリメントなどへの産業利用を図る。

求めるパートナー

食品、化粧品、サプリ・薬品メーカーなど

関連リンク先

和歌山大学 教育学部 山口 真範 教授
https://researchers.center.wakayama-u.ac.jp/html/100000781_ja.html

テーマ

①メディアコンテンツ

タイトル

Withコロナ後の持続可能な観光施策

アピールポイント

地方都市の持続的な発展に今や観光は重要な産業となっている。Withコロナの時代において必要となるこれからの持続的な観光施策と観光映像のあり方を軸に研究する。

内 容

DX(Digital Transformation)が進む現代において、プロモーションの中心は動画となっている。この流れの中で、特に地方都市の観光プロモーションでは遠隔地の将来的顧客を誘客するために観光映像が用いられる。しかし、映像であるがゆえに、民間商品のCM製作者や映画監督が関わることが多く、持続可能な観光を意図した映像は日本ではまだ少ない。そこで世界各国の映像を用いたデジタルマーケティングの先進事例を研究しながら、あるべき観光映像のあり方を模索し、ひいてはより良い観光施策へつながる方策を提案する。

求めるパートナー

観光関連企業(運輸、宿泊、物販、旅行業)、DX 関連企業など

関連リンク先

和歌山大学 観光学部 木川 剛志 教授
https://researchers.center.wakayama-u.ac.jp/html/100000717_ja.html

+7
TOP